うちの子は、レベル1を少し読んで、英検5〜4級の頃に、レベル2、英検4〜3級の頃にレベル3〜4くらいの本を読みました。この辺りの本は本屋さんで見て気に入ったものは購入しましたが...、地元の図書館にかなり置いてあって、図書館にはとってもお世話になりました。レベル5くらいになると、初期チャプターブックが読めるようになるので、女子向けの初期チャプターブックや、Magic Tree House を読むようになり、冊数としては、あまり読まなかった印象です。
子どもが読んだ本たち(レベル別)
レベル1〜レベル2
このシリーズのレベル1は、ほとんど読んでいませんが、図書館で少し見ました。また、レベル2は Oxford Reading Tree を読んでいる時期に、楽しんで読む本として図書館で借りて読みました。
レベル1〜レベル2では、ディズニー作品のものをよく読みました。その時やっている映画や、テレビで放送しているシリーズに興味を持つことが多かったので、「Toy Story 4」*1とか、「Little Mermaid」*2、「Frozen」「ZooTopia」などは、何冊か購入しました。
以前、DLife でディズニーアニメを見ていた話を書きましたが...実は...このころDLifeでは「Tinker Bell and the Lost Treasure(ティンカーベルと月の雫)」「Tinker Bell and the Great Fairy Rescue(ティンカーベルと妖精の家)」「Secret of the Wings(ティンカー・ベルと輝く羽の秘密)」「The Pirate Fairy(ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船)」「Pixie Hollow Games(ピクシー・ホロウ・ゲームズ 妖精たちの祭典)」など...たくさんのティンカーベルの映画をやっていて、ある時期、毎日くらい見ていました。
残念ながら、現在、Step into Reading の Tinkerbell のシリーズは、新刊では入手できなくなっています。
ティンカーベル以外では、このレベルでは「Little Witch's Big Night」、「Little Witch Goes to School」(Deborah Hautzig・著)など...Little Witchシリーズが、かわいらしくて面白かったです。
また、このレベルになると、自然科学の分野の本もあり、「Space:Planets, Moons, Stars, and More!」(Joe Rhatigan・著)などは、小学校高学年以上の方の日本語で宇宙の基本が理解できている年齢の方にもお勧めです。日本語で知っていることを、英語の絵本で読むことで、「英語ではこういうんだ!」という喜びがあります。
うちでは、Oxford Reading Tree の Stage6 が終わった頃に見ていましたが、物語の他に「Pompei...Buried Alive!」(Edith Kunhardt・著)や、「Discovery in the Cave」(Mark Dubouwski・著)、「The Titanic:Lost...and Found」(Judy Donnelly)など...歴史や自然科学の読み物も増えてきます。「Ben Franklin and the Magic Squares」(Frank Murphy・著)のように、大統領を題材にしたものもあります。また、ノーベル平和賞を受賞されたマララさんの伝記も入っています。
Step into Reading にも、名作絵本や、有名な絵本作家さんの本が入っています。翻訳もされていて、(国語の)教科書に掲載されている名作も入っています。有名な作品が手軽に読めていいと思います。
Richard Scarry の絵本
Step into Reading には、レベル1からレベル3までの各レベルに Richard Scarry の絵本がいくつかあります。レベル2が一番多いでしょうか。幼児さん向けの本の定番ですが、大型の本だと高価ですし、手軽に手に入る Step into Reading で読めると便利ですね。学びの要素も多い絵本なので、英単語のボキャブラリーを増やす意味では、小学校中学年以上の方でもいいかしら?
やはり、レベル1〜レベル3に Dr.Seuss の絵本もたくさん入っています。レベル3には伝記まで入っています!Dr.Seuss は英語絵本では定番の絵本作家さんです。漫画家でもあって、映画にもなった「グリンチ」の作者の方です。韻を踏んだコミカルな英語の言葉遊びや、フォニックスの印象が強いですが、「Planet Name Game」や「How to Help the Earth-by the Lorax」サイエンスや環境問題*4がテーマの本もあります。
「Frederick(フレデリック)」や「Alexander and the Wind-Up Mouse(アレクサンダとぜんまいねずみ)」「Fish is Fish(さかなはさかな)」などなど...国語の教科書に載っているお話(アレクサンダとぜんまいねずみ)もあったので、子どももよろこんで読みました。
レベル2〜3に「はらぺこあおむし」のエリックカールさんの本も、いくつかあります。絵がとても素晴らしいです。文章は詩的なのか...短い文章なのですが、少し難しめに感じました。エリックカールが好きな方は、大人の方でも楽しめると思います。「The Very Lonely Firefly」「The Very Busy Spider」「The Very Quiet Cricket」...忙しい昆虫シリーズです。
この本は、2007年に出版されて以降、2013年に自閉症の息子さんを持つさんに英国人作家 David Mitchellさん*1と、その妻Keiko Yoshidaさんによる英訳「The Reason I Jump: one boy's voice from the silence of autism」が出版されています。*2英語でも読ませてみようかなとも考えています。