のんびりさんの中学受験!?

小学生の娘と夫と私...3人4脚でがんばろう!

【日能研】記述力模試 (4・5年生対象)

日能研の5年生 は、8月の最終週は授業がありません。*1 娘 の学校は9月始まり*2なので、8月最後の一週はお休みです。

ちょうど、遅れてきた 母 のお休みと重なったので、お勉強は、朝夕の英国算のルーティーンのみで、一緒に束の間のお休みを楽しんでいます。

休みの期間と言っても、8月最終土曜日に「記述力模試(4・5年生対象)」というのがありましたので、ご報告します。

日能研記述力模試

どんなテスト?

難関校でよく出題される記述問題にチャレンジ」と銘打って実施される記述問題を扱う模試です。

私立中学入試では、難関校を中心に記述形式の問題が多く出題されているそうです。記述形式の問題では、理解したことを、そのままアウトプットするだけでなく、自分なりに論理的に組み立て直して(再構成して)説明する(アウトプットする)ことが求められます。

記述力というと、文章を書くことに目が行きがちですが、読解力が求められるテストともいえます。論理的な記述を求める問題は問題文が長くなります。この長い説明を、よく読み、書いてあることを踏まえて、記述することが求められるからです。

このような、総合的な読解力と記述力を4年生、5年生の段階でチェックするのが、この記述力模試になります。

日能研のサイトに、期間限定でサンプル問題が掲載されていたので、娘は、解いてからテストに臨んだのですが...すでに、サンプル問題の時点で、得点に結びつくような回答が出来ておらず...簡単には説明したものの...今回は、どういう結果が返ってきても耐えようと、心に決めています。

対象と費用

対象:小学校 4年生、5年生

費用: 3,300円*3

日能研テストの採点のシステム

日能研のテストを、はじめて受験すると、試験当日に自分のかいた答案用紙(未採点)を持ち帰るので驚きます。日能研のテストでは、答案用紙は受験後に、普通に回収します。その後、受験した教室でスキャンして、すぐにテスト受験者に返してもらえます。

スキャンしたPDFデータをもとに採点がなされ、マイ日能研(または Nポータル)を通じて返却されます。受験者はPDFをダウンロードして保存することが可能です(ダウンロード期限あり)。

この日能研テストの採点システムは、DI採点システムというそうです。DIはデジタル イメージの頭文字です。日能研のWEBサイトでは、以下のように紹介されています。

<DI採点システム>は、答案用紙を”その場”でスキャニング=デジタルイメージ化するので、自分の答案用紙はテストが終わるとすぐに手元へ戻ってきます。
「なぜこう考えたんだろう?」「どうしてこう答えたんだろう?」「この問題、気になってたんだよね」――テストに向き合ったときの気持ちがまだはっきりと残っているうちに、子どもたちは、自分が書いたばかりの、○×や点数のついていない答案用紙を使って、テストの「ふり返り」をします。

---日能研「DI採点システムの説明ページ」より

日能研に入った頃は、テストを受けるのも遊びのひとつみたいなもので、十分な振り返りができていなかったのですが、最近では、テストの当日または翌日に、自己採点をして、できなかったところの解き直しをして、解説を読んで、それでもわからない問題は、先生に質問に行くというように、当たり前のように、DI採点システムの恩恵を享受しています。

最近では、他塾でも同様の採点システムを導入されているようですが、例えば、英検や漢検のような検定試験では、問題用紙に答を書いてこないと自己採点ができず、困ってしまいますよね。うちは、いまだに、一度も英検も漢検も問題用紙に答を書いてきたことがないです...いきあたりばったりすぎて...( ᵒ̴̶̷̥́ ^  ᵒ̴̶̷̣̥̀  )。

とにかく、学習者の立場では、自己採点ができて、その日のうちに振り返りができるので、うれしい仕組みだと思います。

DI学習システム

受験の参考として...

このテストは、日能研に通塾している場合 Rクラスの生徒は必須受験で、Wクラスの生徒は希望者の受験となります。

募集要項には、4〜5年生の2学年対象と書いてありますが、テストは4年生と5年生では違う問題(出題範囲が違う)ですので、安心してください。

出題内容としては、例えば都立の中等教育学校の問題にも見られる「対話で進む問題」や、「実験や観察を題材にした問題」「表や図を見ながら考える問題」などが出題されています。知識という観点では、育成テストの共通問題程度で十分で、難易度が高いわけではありません。しかし、設定された場面に適用しながら、教科の知識を使う問題になるので、うまく知識と問題の場面を結びつけられないと、答えを書くことができません。

公立中学校の適性検査と違って、教科別のテストですが、公立の中等教育学校の受験を検討されている方も、力試しにトライしてみてもいいかもしれません。

受験をして

自己採点とふり返り

自己採点は、娘が、自分でしていました。あまり見せてもらえなかったのですが、○×をつけただけで、得点の計算をしていないようでした。チラッと見えた、理科の答案が真っ白で、目の前がクラクラしてしまいました。...あとから、きちんと聞いたら、2枚のうちの1枚だということですが...それでも、「地学」...全く書いていないので狼狽えました。

「地学」の部分については、本人も、苦手分野を認識していて、このままではいけないと考えているようで、父親と地球儀を使ってふり返えりをしていました。

結果

今回の結果は...9月2日いうことで、受験した日から6日後になります。普通のテストはテストから2日後に返却されることを考えると.....やはり、記述の採点は時間がかかるのでしょうか。

今回は記述ですが、全く得点に結び付かなかったと言っていいです。理科だけ少しよかったのですが、算数と国語は全くダメでした。全教科偏差値順でこんな感じです。

[偏差値]

理>社>50>4科>3科>国>2科>算

 

国語(平均点60.9/100)

国語のテストは、全て、文章で答える問題でした。

算数(平均点56.4/100)

今回、算数は目も当てられないくらい悪かったです。平均点には、到底及びません。

いつもと違う形式なので、まず、問題がしっかり読めておらず、できるはずのところも落としていました。また、記述についていうと、何をして良いかわからず白紙といった状況でした。

問題は、大きく分けて、面積1(内接円)、整数問題1(2乗数)、面積2(三角形の合同)、整数問題2(剰余)の4題。

面積1と整数問題1は、できれば拙くてもいいから、たとえ得点にならなくてもいいから、何か自分なりに考えたことを書いてほしいところです。

面積2は三角形の合同の証明、整数問題2は文字式と証明、いずれも中学校2年生の内容と同等のものです。小学5年生にとっては、初見では、かなり難しいと思います。しかし、そこは小学生用の問題なので、読解力があり、図形や整数の性質の基礎がわかっていれば、何かしらを書けるように誘導されています。整数問題2の方の問題であれば、たとえば「10の位がAで、1の位がBの2桁の整数は Ax10+Bと表せる。」という、最初の1行くらいは書きたいところです。(ここまで書いたら、25%くらい得点をあげたいくらい。)

社会(平均点 67.6 / 100)

社会は得点が7割、いつものテストの点数と大きくは違わないかも...と思いました。自分の考えを書く問題が白紙ですが、図?(グラフ?)に書き込む問題などは、できていました。平均点が高いので、あまり良くないのですが...社会はいつも、それほど良くないので、こんなものかも。

理科(平均点 47.1 / 100)

生物、化学、地学、物理から各1問。

自己採点のところでも書きましたが、地学が白紙でした。

一方で、物理はほとんど満点。できなかったところは、図に線1本を書き加える所が、時間切れでできなかったそうです。

生物、化学は、それぞれ6割くらいできていたでしょうか。

得点は6割弱で、良いわけではないですが、4科の中で一番良かったです。

 

まとめ

母集団の特徴から考えたこと(まずは親が冷静になろう!)

テストの結果が悪いと思ったら...まずは、親が冷静になりましょう!(...自分に言い聞かせています。)

冷静になるために、少し仮定のお話します。あくまで、仮定ですし、かなりざっくりした見積りなので、あまり深刻に受け止めないでください。

さて、テストの受験者層(母集団)について考えてみたいと思います。こちらのテストは、受験者層(母集団)が、日能研で普段受験している全国テストとは違います。母集団が違うと、偏差値の意味がいつもと変わってくるので、そのことを、ざっくりチェックするのが目的です。

まずは、受験者数を見てみましょう。

[受験者数]

テスト 受験者 男子 女子
全国テスト(6月) 約10500 約5000 約5500
記述力模試 約2500 約1200 約1300

受験者数を6月の全国テストと比べると、記述力模試は4分の1くらいでした。この4分の1ですが、もちろん一様に分布しているわけではありません。

たとえば、全国テストが正規分布とする下の図のような感じで、仮に上位25%が主な受験者と考えると、赤枠で囲んだ範囲の人が受験することになります。

とってもざっくりですが、赤枠の中で50%の順位の人は大体図の黄色いのあたりなので、偏差値60くらいに当たる人は水色の、偏差値40くらいの人は赤いあたりになると考えることができます。

理想の正規分布

正規分布の図

なるほど、そう考えると、普段のテストで偏差値 55くらいの人が偏差値40で、偏差値60くらいの人が偏差値48、偏差値65くらいの人が偏差値60というイメージでしょうか。(あくまでイメージです。)

そう考えると、いつもより悪いかもしれないけれど...びっくりするほど悪い、というわけではない???...と、思いませんか? ... ちょっとだけ、自分を誤魔化してみました。

...もちろん、順位をみると、いつもより悪いものが多いので、悪さも実感して...しんみりしますが...。

!!!取扱注意!!!

しつこいようですが、上の話は、いろいろな所が架空です。

まず、全国テストの分布は、きれいな正規分布ではありません。次に、記述力模試はRクラスは必須ですが、Wクラスの希望者も受験するので、完全に上位から切り取ることには意味がありません。

一般論ですが、どんなテストでも、偏差値 35(下位6.68%)を下回るようなら、テストのレベルがあっていない可能性もありますので、得点や順位と合わせて、注意してデータをご覧になる必要があると思います。(受験層の集団の特徴によって、状況は異なります。)

反省(...そして、子どもに励ましを!)

あまりのことに、算数の復習大会をしてしまいました...ゴメンナサ──・゚・(。>д<。)・゚・──イ。

娘もしょんぼりしています。そうも言っていられません。課題が山積みですが、とりあえず、明日の試験を頑張りましょう。

 

それにしても、記述力テスト...やはり、キーとなるのは読解力です。単に国語的な読解力というわけではなく、国語・算数・理科・社会の知識を総合的に利用した読解力が求められると思います。

我が子のテスト結果を見ながら、「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」(新井紀子・著)を思い出し、東ロボくんに思いを馳せました。AIが東大に入るのは難しいかもしれませんが、もしかしたら、もう、開成中学校くらいなら入れるようになったかもしれませんね。

 

 

 

 

過去のテスト

 

a-dash.hatenablog.com

 

a-dash.hatenablog.com

 

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*1:教室によって、日程が少し違うかもしれません。

*2:都内の公立でも地域によって8月25日頃から2学期が始まる地域があります。

*3:日能研のRクラスは必須