のんびりさんの中学受験!?

小学生の娘と夫と私...3人4脚でがんばろう!

夏期特別講座

ただいま、夏期講習は、メインの講習がお休みで夏期講習特別講座を受講中です。4年生の講座は、実験があったりとか、普段と少し違う内容だったので、遊び感覚で参加したのですが、5年の夏は、やや勉強寄りの内容になっているようです。

✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。 夏期講習終了まで...あと6日(20コマ)

...計算を間違えていたので少し直しました。申し訳ありません。(2022年8月15日)

 

夏期講習の構成

夏期講習の時間数

5年生の夏期講習の全25日(合計 88コマ!)*1の構成をおさらいしておきます。

  • 「6日間の授業+1回のテスト」が3セット(合計 72コマ)
    • 算数 20コマ
    • 国語 20コマ
    • 理科 16コマ
    • 社会 16コマ
  • 夏期講習特別講座(合計 16コマ)
    • 算数 6コマ
    • 国語 6コマ
    • 理科 2コマ
    • 社会 2コマ

88コマ(88x70分 > 100時間)もあるんですね。通常の月は通常の授業が多い月で28コマ(講座を入れても37コマくらい)なので、約一月で3倍以上の授業を受けている計算になります。

 [通常の月の授業数]  2コマx14日/月 = 28日*2

個人的な感想ですが、夏期講習の請求って、びっくりするような、金額ではあるのですが、1コマ(70分)を60分に換算にすると1500円くらいでしょうか。実際は他の経費(テキスト代, テスト代, 設備・施設費)もかかるので、もう少しかかりますが、納得できる価格設定だと思います。

余談

例えば、他の習い事だと、英会話教室とかだと1コマ50分くらいで1回2500〜3000円(60分換算で3000円〜3600円)、ピアノだと 1コマ 20分〜で1000円〜(60分換算で 3000円〜)くらいと思っていて...なんとなく、子どもの習い事って諸経費込みで 60分 3000円くらい...という考えています。

夏期講習特別講座って何をやるの?

夏期講習特別講座の概要と期待度

夏期講習特別講座は、夏期講習がこれまでの授業のおさらいをするのに対して、これまでの授業で扱わなかった切り口でのテーマ別学習をするものです。夏期講習とは別の枠組みではありますが、必修の講座となっています。分野は、以下のような感じですが、それぞれ、面白そうなタイトルがついていて、子どもは、ワクワクして臨んでいました。

親の目線でも、補助線にフォーカスするとか、普段なかなか家では学習しづらいところを扱っていただけて嬉しいところです。また、社会は世界がテーマですが、これは、今まで授業で扱ったことのないテーマだということです子ども のいうことなので、本人が忘れているだけで、本当は、どこかで習っているかも...)。テキストを見て、インドの人口が、まさに中国の人口を抜こうとする勢いなことなど、親世代も勉強させていただきました。

具体的な学習内容

  • 算数
    • 平面図形…等しい変、代表的な角度の角、軌跡(と面積)、応用(全4回)
    • 補助線…求積と角度(全2回)
  • 国語
    • ものがたり…1コマに2つずつ「ものがたり」の問題が掲載されていて、授業でも2個ずつ解いたようです。(全4コマ)
    • 論説文…1コマに3つずつ「論説文」の問題が掲載されています。(全2コマ)
  • 理科
    • 生物…1コマが植物、1コマが動物と人体(全2回)
  • 社会
    • 世界…世界の様子と日本との関わりの深い国々について。(全2回)

受講して...

受講の感想的なこと

夏季特別講座は、全部で4日間あります。毎回、日能研から帰ってくると母子どもに「どうだった?」と聞くのですが、子どもは、いつも同じように「おもしろかったよ」とか「できたよ」とか答えてくれます。...これは、普段の授業でも、だいたい同じです。もちろん普段の授業では...算数とか...時々...「ムズカシかった...」...ということもありますが、今回の特別講座では「できたよ」とか「解けたよ」と言って元気に帰ってきます。

この特別講習については、どうやら、家で、復習する必要がないというのが気楽のようです。楽しく勉強しているのは、いいことだと思います。

テキストをみると、算数は難しそうな問題も並んでいるので、母としては「復習してみたらどうだろう?」とか「もう一度、一人で解いてみたら?」とか思うのですが...この子どもの目標は別のところにあるので、今回は、言わないようにしています。

国語の題材に使われていた作家さんの作品

国語の「ものがたり」では、新しい作品ではなく新美南吉さんや重松清さん、氷室冴子さんの作品や、有島武郎さんなど、大正・昭和・平成と幅広い時代、いろいろな種類の作品が扱われていました。男性の作者のものと女性の作者のものがひとつずつ選ばれているのが印象的でした。論説文は人の生き方や農業や自然をテーマにした作品や、バリアフリーをテーマにしたものなど、こちらも幅広いテーマのものがありましたが、女性の文章はは6作品のうち1つでした。

新美南吉さんの作品は「手ぶくろを買いに」が小学校低学年、「ごんぎつね」が小学校中学年の教科書に掲載されていました。私は、新美南吉さんや椋鳩十さんの作品は、割と好きで、教科書に出てくると、他の本も図書館で借りて読んでいました。特に、「手ぶくろを買いに」のこぎつねが手袋を買うシーンが好きで、教科書に載っているときは、繰り返し読んだものです。ごんぎつねは、ごんが兵十にお届け物をするところが好きで...最後がちょっと悲しいですけど...いいお話です。

氷室冴子さんの作品も小学生の頃読みました。北海道を舞台にした女子中・女子校の寮を舞台にした「クララ白書」「アグネス白書」から、とりかへばや物語を題材にした創作「ざ・ちぇんじ!」など...私が読んだのは、今ならラノベに分類されるような作品でしたけれど…1日数冊のペースで読んだ頃もありました。久しぶりに調べたら...表紙のイラストが、ずいぶん落ち着いた感じになっていますね...(・o・) 

こちらは、中学生の時に読みました。友だちもみんな読んでいて、読書好きの女子中学生では、ちょっとしたブームだったと思います。

単に、自分の好き...あまり、受験勉強に、役には立ちそうにない本ですね。(「ハリーポッター」ばかり読んでる子供に、偉そうなことは言えません。)

最後に、論説文で登場した井上ひさしさんの本を1冊。これは、朝日小学生新聞の連載をまとめたものだそうです。今も世界のどこかで戦争をしている...そんな世の中だからこそ、日本国憲法の前文と第9条は、子どもにも自分のわかる言葉で読ませたいですね。

この本は朗読が映像化されています。岩崎ちひろさんの挿絵がとても美しくて...こちらは、岩崎ちひろ美術館YouTube で公開している映像です。

語彙力UPを目指して...

最後に...この夏の子どもの目標の1つは語彙力UP⤴︎です。語彙力UP⤴︎は、熟語の問題集と春休みに取り組んだ問題集を終えたところで、ちょっと一息ついて、もう一回やり直すか、他のものにチャレンジするか迷っているところです。

そんな時に、Kindle の本を見ていたら、Kindle Unlimited に齋藤孝先生の「小3から始める!こども語彙力1200」が入っていたので、チェックしてみました。ドリルを電子ブックで見ても...と思っていたのですが、こちらは、ドリルの部分はPDFでダウンロードできる仕様です。語彙力のテキストとしては入門的なテキストですが、Kindle Unlimited に登録していると追加費用なしで利用できるのはうれしいですね。何ページか早速印刷して、朝のルーティーンに利用しようと思っています。

Kindle Unlimited (月額 980円)では、他にも多くの学習参考書や学習マンガ、児童書を利用することができます。はじめての方には、お得なクーポンもあるようです。

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*1:25日のうち3日は夏期講習テストです。

*2:塾の曜日とカレンダーの状況によって異なりますが多い月(6月, 10月, 11月)で13〜15回の授業があります。実際はステージごとの授業回数が決まっているので、月割で授業料が引き落とされますが、月毎に授業料が決まっているわけではないと思います。